京阪本線平日朝ラッシュ時ダイヤ【2023年8月26日変更】

8008Fライナー淀屋橋

1．概要

京阪本線平日朝ラッシュ時ダイヤは京橋着7時台にライナー3本、特急5本、通勤快速急行1本、急行1本、準急4本、通勤準急5本、区間急行2本、普通5本が運転されている。7時台は1時間あたり26本が運転されている。同8時台にはライナー3本、特急6本、通勤快速急行3本、通勤準急7本、準急3本、区間急行3本、普通7本が運転されている。8時台は1時間あたり32本が運転されている。有料座席列車ライナーが増発されているため、料金不要で乗れる列車は7時台23本、8時台29本となっており、最盛期と比べるとかなり本数が減っている。

京阪本線の平日朝ラッシュ時の最混雑時間帯は7時50分から8時50分で、最混雑区間は野江～京橋間で、輸送力27,575人、輸送人員29,919人で、混雑率109%となっている。

2．2023年8月26日ダイヤ変更

2023年8月26日ダイヤ変更では以下の変更があった。
樟葉始発のライナー1本を増発。樟葉発8時16分、淀屋橋着8時54分で新設。
樟葉、枚方市始発のライナーは、香里園、寝屋川市にも追加停車とした。三条、出町柳始発のライナー2本は従来通りこの2駅は通過する。
淀発5時56分の普通出町柳行きの運転を取り止め。
出町柳発5時34分の快速急行淀屋橋行きを、出町柳発5時36分の普通三条行きに変更し、三条から特急として淀屋橋まで運転とした。
三条発5時52分の準急淀屋橋行きを淀始発に変更。

3．特急

6003F特急淀屋橋

特急は出町柳～淀屋橋間の運転で、早朝淀屋橋着6時51分の列車が枚方市発と快速急行から置き換わった三条発5時40分の列車以外は全て出町柳始発で運転されている。淀屋橋着6時台には特急2本が運転されている。快速急行から置き換わった出町柳～三条間普通、三条から淀屋橋まで特急が1本、枚方市始発が1本運転されている。枚方市始発の特急は枚方市で出町柳始発の急行と連絡している。

淀屋橋着7時台に5本、同8時台に6本が運転されている。ピーク時間帯の列車はロングシート車が運用され、その前後は3000系が運用されている。8000系はライナーの運用が主体のため、特急運用はラッシュのピークを外した時間帯となっている。出町柳～淀屋橋間の所要時分は55～63分で、8時台後半の列車以外は60分以上かかっている。

4．ライナー

8003Fライナー淀屋橋

ライナーは樟葉発8時16分が新設されて、平日朝ラッシュ時間帯に6本が運転されるようになった。淀屋橋着7時台に3本、8時台に3本が運転されている。
枚方市発の1本と樟葉発の3本は今回のダイヤ変更で、香里園、寝屋川市にも停車となった。三条発と出町柳発は従来通りの停車駅となっている。

ライナーは枚方市発が7時13分1本、樟葉発が6時43分、7時46分、8時16分の3本、三条発が7時01分1本、出町柳発が7時40分1本の運転となっている。

ライナーは全車指定で、乗車には乗車券の他別途ライナー券が必要となる。ライナー券は区間別の料金になっており、中書島以遠から京橋までが380円で、樟葉や枚方市から京橋、淀屋橋へは300円となっている。8000系8両編成を使用しており、プレミアムカーも連結している。プレミアムカー利用にはプレミアムカー料金が必要となる。プレミアムカー以外の座席は転換クロスシートが主体で、座席の埋まり具合によってはロングシートになる可能性もある。

5．通勤快速急行・快速急行

6004F通勤快速急行中之島

快速急行は2021年9月25日ダイヤ変更により、淀屋橋着6時37分の急行が快速急行に置き換わり、2023年8月26日ダイヤ変更では出町柳発5時34分の淀屋橋行きが特急に置き換わったため、下りでは早朝の運転はなくなった。淀屋橋着9時台には樟葉始発の淀屋橋行きが1本、出町柳始発の淀屋橋行きが1本運転されている。樟葉始発は通勤型車両を使用し、出町柳始発は3000系を使用し、プレミアムカーを連結している。

通勤快速急行は2023年8月26日ダイヤ変更では運転本数には大きな変更はなく4本が運転されている。出町柳発は7時18分に1本、樟葉発は7時15分、7時37分、7時59分に3本が運転されている。

通勤快速急行の使用車両は全て3扉通勤型8両編成となっている。プレミアムカーを連結した3000系の運用はない。

6．急行

9002F急行淀屋橋

急行は5時台に1本（樟葉）、6時台に1本（出町柳）、7時台に1本（淀）が運転されている。急行の停車駅は終日同じで、出町柳から七条までの各駅、伏見稲荷、丹波橋、中書島、樟葉、枚方市、枚方公園、香里園、寝屋川市、守口市、京橋、天満橋、北浜に停車する。淀始発以外は淀は通過となっている。

7．通勤準急・準急

2633F通勤準急中之島

準急は早朝時間帯の運転が拡大され、一部が通勤準急から置き換えられて運転が増加している。準急は淀屋橋着5時台に2本、6時台に4本、同7時台に4本、8時台に2本が運転されている。5時台の2本は樟葉、淀から運転されている。6時台は出町柳発2本、淀発1本、枚方市発1本となっている。7時台は三条発淀屋橋行きが1本あったが、2023年8月26日ダイヤ変更で淀始発に変更された。7時台は出町柳発1本、淀発1本、樟葉発2本が運転されている。8時台は後半に2本だけ運転され、樟葉発中之島行き1本、出町柳発淀屋橋行きが1本の運転となっている。
準急の停車駅は出町柳から萱島までの各駅、守口市、京橋、天満橋、北浜。通勤準急との差異は守口市に停車するかどうかだけである。準急は早朝の1本を除き7両編成で運転されている。

2456F準急淀屋橋

通勤準急は淀屋橋着7時台に4本、8時台に8本が運転されている。7時台の4本は出町柳発淀屋橋行きが1本、樟葉発中之島行きが1本、樟葉発淀屋橋行きが1本、枚方市発淀屋橋行きが1本となっている。8時台には出町柳発中之島行きが1本、出町柳発淀屋橋行きが3本、枚方市発中之島行きが1本、樟葉発中之島行きが1本、枚方市発淀屋橋行きが2本が運転されている。

通勤準急の停車駅は出町柳から萱島までの各駅、京橋、天満橋、北浜。中之島線内も各駅に停車する。通勤準急は枚方市発7時35分の中之島行きが8両で運転される以外は7両編成で運転されている。

8．区間急行

13035F区間急行淀屋橋

区間急行は5時台に1本、6時台に1本、7時台に3本、8時台に3本が運転されている。5時台の1本は萱島発中之島行きで7両編成で運転されている。6時台の1本は樟葉発淀屋橋行きで8両編成で運転されている。7時台の3本は樟葉発淀屋橋行きが1本、枚方市発淀屋橋行きが1本、萱島発淀屋橋行きが1本の運転で、7両編成が2本、6両編成が1本で運転されている。8時台は3本とも萱島発中之島行きとなっている。6両編成1本、7両編成1本、8両編成1本が運転されている。

6003F区間急行中之島

区間急行は萱島発7時32分の淀屋橋行きと萱島発7時43分の中之島行きは、守口市～京橋間でもB線を走行する。その他の区間急行は守口市～京橋間ではA線を走行する。

9．普通

13027F普通淀屋橋

普通は5時台に2本、6時台に6本、7時台に6本、8時台に6本が運転されている。5時台こそ2本しか運転がないが、その他の時間帯は毎時6本概ね10分毎に運転されている。6時台は萱島発中之島行きが5本、萱島発淀屋橋行きが1本の運転で、全て萱島からの運転となっている。萱島以東は準急、区間急行が各駅に停車して普通の役割をしている。

7202F普通中之島

7時台は萱島発中之島行きが4本、三条発中之島行きが1本、樟葉発淀屋橋行きが1本運転されている。8時台は出町柳発淀屋橋行きが2本、樟葉発淀屋橋行きが1本、萱島発淀屋橋行きが2本、萱島発中之島行きが1本運転されている。

普通は7両編成を中心に、8両編成、6両編成でも運転されている。普通はデータイムや夕方ラッシュ時には守口市で必ず緩急接続を行っているが、平日朝ラッシュ時ダイヤのピーク時間帯は守口市に停車する優等列車は区間急行のみとなるため緩急接続はない。準急が運転される時間帯には準急と緩急接続を行う。